7月30日(土) セミ
いつもありがとうございます、遠藤みしらず柿園です。
会津は昨日、梅雨明けが発表されました。早速、夏本番とばかりに太陽が照り付けて気温が体温に迫る勢いです。
柿畑では、夏の象徴とも言えるセミの声が響いています。
最もたくさん見かけるのがアブラゼミです。
夏のはじめごろ、一番最初に声を響かせるのはこちらのニイニイゼミです。
大変見えにくいですが、写真中央部に柿の木と似た色合いのニイニイゼミが写っています。
柿の木には、羽化したセミの抜け殻もたくさんくっついています。
アブラゼミは高いところまで登ってから羽化するものが多いようで、葉っぱの裏側によく抜け殻がついています。
一方、体の小さいニイニイゼミは低い位置で羽化するようで、幹の根元から近いところに抜け殻を見ることが多いです。
セミの抜け殻は、背中がぱっくり空いて中身がいないにも関わらず、幼虫の形を細部まで残した姿が大変魅力的です。
夜から朝にかけて羽化するためめったにその様子を見ることはありませんが、抜け殻からは幼虫から成虫になるというセミの大仕事の名残を感じることができます。
柿の実はピンポン玉を超える大きさになりました。7月中旬に摘果作業が終了し、現在は草刈りや枝の様子を見回りながら柿の実の成長を見守っています。
今年も美味しいみしらず柿をお届けできますように。