12月15日(火) 会津の味
いつもありがとうございます、遠藤みしらず柿園です。
この度、遠藤みしらず柿園の入り口に看板を設置しました。
みしらず柿の在庫はまだございますので、看板を目印にどうぞお越しください。
さて、最近は冷え込む日が増え会津盆地の山々も高いところから順に雪化粧をし始めました。
当園では、毎年この時期に会津の子供たちに地元の『季節の味』に触れる機会をと、市内の小中学校の給食にみしらず柿を提供しています。『食育』という言葉が世に浸透するより前、10年ほど前から続けている恒例イベントです。
毎年楽しみにしている子供たちからのお手紙の中に「美味しかったです」「甘かったです」や「柿が嫌いでしたが、好きになりました」「柿の育て方を知りたくなりました」などの言葉を見つけては、「よし、来年も続けよう」と思いを新たにしています。
流通や様々な技術が発達したおかげで、スーパーに行けばいつでも様々な野菜や果物を手に入れることができるようになりました。これはとても便利で大変ありがたいことです。
一方で、もしスーパーでしか野菜を見たことがない子供がいたとしたら、
食べ物から季節を感じて旬を味わう楽しみや、土地にあった食べ物があること、
野菜や果物は土や水から栄養をもらってお日様の力で大きくなって口に入るようになることなど、当然のことが当然には感じられないかもしれません。
給食で地元の季節の味を食べることで
少しでもそういったことを体で感じる機会を持ってもらえればと願います。