10月31日(月) 秋の味覚
いつもありがとうございます、遠藤みしらず柿園です。
先日、近所の方から松茸を頂きました。
大きくて立派な松茸を松茸ごはんにして皆で頂きました。 生の状態でも強い香りを持っていますが、松茸ごはんにするとさらに家中に香りが広がり、体全体に秋が染み込んでいくような気分になりました。
さて、いよいよ本年のみしらず柿収穫が始まりました。
本ホームページでも以前からお知らせしておりますが、今年は品薄となっております。
現在、みしらず柿の注文は受付けることができません。お客様へは大変ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございません。
今年四月、遅霜により多くの新芽が枯れてしまいました。残った芽を大事に秋まで栽培してきましたが、10月に入ってからは育った実のヘタが割れて早く熟してしまう「ヘタ割れ」が例年とは比較にならないほど多く出ております。 そのため、夏時点の見積もりよりもさらに正品として出荷できる数が減少してしまいました。
自然が作った扇状地を耕し、柿の苗を植え、土から栄養を、空から雨を、そして太陽から光と温度をもらって私たちは実りの喜びを得ています。 自然の恩恵を受けている以上、自然の強大な力の下では私たちの力が到底及ばないことも起こり得ます。
今が苦しいときですが、たくさんの方にみしらず柿を美味しいと言ってもらえるよう引き続き木と対話しながら自然の下で栽培していきたいと思います。
当園のみしらず柿は収穫後、全て渋を抜いてから選別・出荷いたします。 そのため、予約品の本格出荷は少し先になりますのでもうしばらくお待ちください。