6月30日(日) 柿の枝と実の成長
いつもありがとうございます、遠藤みしらず柿園です。
6月に入ってから雨の日が多く、今年は「梅雨らしい梅雨」だと感じています。
みしらず柿は、先月の時点では蕾だったものが6月に開花しました。現在は写真のように子房が膨らみ始めています。この子房が大きくなったものが果実、つまり食べる部分になっていきます。
今はまだガクの方が大きいですが、秋へかけて成長し色がつくころにはガクの直径を超えて実の方が大きくなっています。
折れてしまったみしらず柿の一枝を撮影してみました。
表から見た写真がこちらです。
裏から撮影した写真がこちらです。
葉っぱは太陽の光を浴びようと、皆一律に上を向いていることが分かります。
現在行っている摘果作業では、適度な大きさ・美味しさの柿の実となるように実を落としています。この一枝のサイズですと、この中から一粒だけを残すことになります。
大半の実を捨てることになるためもったいないようですが、木・葉・実のバランスから見ると摘果後の数が丁度良いと私たちは考えています。
私たちは柿の木を育てていますが、太陽の力がなければ美味しい柿はできません。そのため、柿の木がうまく太陽の恵みを受けられるよう、手を加えて木の元気を支えるのが我々の仕事だと思っています。
今年もおいしいみしらず柿をお届けできますように。