1月24日(日) 冬景色
いつもありがとうございます、遠藤みしらず柿園です。
会津は先週から雪が降り、例年より1か月以上遅れて冬景色となりました。
庭木が雪化粧しておめかしする中、雪吊りのロープは長く待たされた分より一層張り切っているように見えます。
柿畑もこのように雪で埋もれ、轍がないと道と畑の区別がつきません。
雪の中で、実をならせている木があります。
『豆柿(マメガキ)』といい、果実の大きさがミニトマトと同じか少し小さいくらいの柿です。豆柿は、青いうちに果実を収穫して渋を取ったり、みしらず柿の台木にする目的で栽培されていました。その名残か、村の柿畑には何本か豆柿が見られます。
豆柿は熟すと写真のように黒色になり、雪の上にぽとぽとと実を落とします。雪の上に落ちた実が食べごろの証ですが、村では食べる人はあまりいないようです。
雪が積もると生活の不便さは増しますが、毎年降る時期に降らないと植物たちが驚いて調子をくるわせるのではないかと心配してましたので、今年はいつもより遅れながらも雪が積もって内心ほっとしております。
今年も豊作でありますように。
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