6月8日(水) いちご
いつもありがとうございます、遠藤みしらず柿園です。
自宅裏の畑で栽培している苺が赤くなりました。
お店に並べられる苺は12月ごろから増えてくるので5,6月にはもう時季外れのようにも感じられますが、ビニールハウスを使わずに露地栽培した苺は春から初夏に食べごろを迎えます。会津では今やっとその季節になりました。
苺の収穫が近くなると目立つ赤色や甘い香りに引き寄せられるのか、野生動物たちが苺を狙ってやってきます。昼間は空から鳥、夜は山からタヌキやハクビシンが苺畑を訪問してくるようです。明日は収穫できるかと期待していた苺が翌朝なくなっていることがありました。
そこで、写真のように苺の苗の上に2重に網をかけ、さらに網の下から手を伸ばせないように網の端に重しとして棒をおいたところ、大分被害が少なくなりました。
人間に収穫されるまで生き残った苺はおいしくいただきました。
最後は、野生の「いちご」の写真です。
柿畑によく生えている『へびいちご』です。足元を見るときれいな色のかわいい実をつけています。食べたことがないので分かりませんが、調べたところ無味のため食べても美味しくないようです。網をしなくても野生動物たちに食べられている様子がないことがその何よりの証拠かもしれません。
今年も美味しいみしらず柿をお届けできますように。