6月30日(木) タチアオイ
いつもありがとうございます、遠藤みしらず柿園です。
梅雨の季節になると、村のあちこちでタチアオイが花を咲かせます。
タチアオイは2mほどの高さまで太い茎が伸びるアオイ科の草で、赤や白やピンクなど様々な色の花があります。会津若松市の花でもあり、道路わきや公園など市内の多くの場所で見ることができます。
タチアオイの咲く頃に庭で実る果実があります。
ニワウメです。一つの実の中に一粒の種を持つ果実の大きさは1cmほどで、食べることができます。サクランボの甘さを薄くして酸味を加えたような味がします。味はそこそこですが、赤く輝く見た目は宝石のように美しいです。
最後は、現在の柿の実の様子です。
花が終わり、果実が大きくなってきました。写真のように一枝にたくさん実をつけるため、隣同士がくっついてしまい窮屈そうに見えます。このままでは十分に果実に栄養がいきわたらないので、この中から一つだけ良い果実を選んで他を摘み取ります。
摘果の作業も終盤にさしかかりました。梅雨の季節と重なり雨降る中での作業になることもありますが、植物にとって大切な雨ですので大変ありがたいものです。
今年も美味しいみしらず柿をお届けできますように。