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8月30日(火) 8月の花

いつもありがとうございます、遠藤みしらず柿園です。

8月に柿畑や自宅の周辺で見られる花を紹介します。

サルスベリ

こちらは、サルスベリの花です。サルでも滑りそうなつるつるの木肌が特徴のサルスベリですが、空に向かって咲く花は美しく真夏の日差しを浴びて一層輝きを増すようです。別名「百日紅(ヒャクジツコウ)」という名の通り、7月末から8月いっぱいくらいまできれいな花を見ることができます。

次は、我らが主食「お米」となる稲の花です。

イネの花

穂から出ている白いモノがイネの雄しべで、ここから花粉が飛びます。稲の花は、午前中に数時間のみ開花して閉じ、一度しか咲かないようです。この写真を撮影したのは夕方なので、すでに花は閉じた後の様子と思われます。

村を流れる河川にたくさん生えている「葛(クズ)」も花を咲かせました。

葛の花

葛餅や葛きりに使われるくず粉は、この根のデンプンを粉にしたものです。葛の花は強い香りを持つため、この時期に河川周辺を歩くと甘い香りが漂ってきます。

最後の写真は、「茗荷(ミョウガ)」の花です。

茗荷の花

薬味などで活躍するお馴染みのミョウガは花穂の部分で、開花前の蕾の集まりです。収穫せずに置いておくと写真のように薄黄色の花を咲かせます。

夏ミョウガが終わりに近づき、秋ミョウガが顔を出してきました。真夏の暑さがひと段落するこの時期になると秋の気配を感じるとともに、柿の収穫に向けた準備が始まります。

今年も美味しいみしらず柿をお届けできますように。

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