6月28日(水) 生理落果
いつもありがとうございます、遠藤みしらず柿園です。
東北では先週、例年よりも遅めの梅雨入りが発表されました。
ジメジメした曇り空の日が続いています。
さて、みしらず柿は先月末頃から花が咲き始め、今はほとんどの花びらが落ちて果実が見えてきています。
現在、当園では摘果作業を行っております。上の写真の手前に写る枝から1~2果を残して他の果実はすべて摘み落とします。こうすることで栄養をバランスよく吸収したおいしい柿を実らせることができます。
今の時期、柿畑にいるとあちこちで「カサッ、ポトッ」という音が聞こえます。余分な実を柿の木自身が振るい落とす『生理落果』という現象により実が落ちる時の音です。下の写真の赤マル部分は、生理落果で落ちたと思われる実の軸部分です。
摘果は一枝一枝を手作業で行っていくので果てしなく続くように感じますが、生理落果が始まりある程度実の数が減ると進みが早くなります。
柿の木の助けも借りながら地道に作業していきたいと思います。
今年も美味しいみしらず柿をお届けできますように。